ＪＲ呉線広駅から徒歩約３分、国道１８５号線沿いにあるバターケーキの店。
商品は直径２０センチ、重さ５８０グラムの大きなサイズのバターケーキ１８００円のみ。材料はシンプルで、玉子、砂糖、小麦粉、バター、加糖練乳、水飴と、蜂蜜も香料も使っていないが、香りが良くて甘過ぎず、しっとりとしていて得も言われぬ美味しさ。賞味期限の範囲で少し寝かした方が好きだ。５個から通販もしている。広島市内にあるバターケーキの名店長崎堂と甲乙付け難い逸品。（相）

呉の中心部のアーケード商店街である中通商店街にある、大正１０年創業の老舗洋食屋。
メニューは、ビフカツ、ポークチャップ、オムライスなどの他、丼やうどんなどもあります。ビフカツの上にデミグラスソースをかけた、いせ屋特製カツ丼が名物です。デミあんかけ丼という感じで、岡山のデミカツ丼に似た優しい味。日本を代表する軍港呉らしく、海軍のレシピの肉じゃがやカレーなどが頂け、特に肉じゃがはぜひ取りましょう。注文してから提供されるまでが速いです。（大）

ＪＲ呉駅から徒歩約５分、駅前を自衛隊の方に行ったところにあるは明治２７年創業の和菓子屋。
草餅やさくら餅なども販売している老舗和菓子屋ですが、看板商品は中華風の菓子、鳳梨萬頭（おんらいまんとう）。鳳梨萬頭はパイナップル（鳳梨）風味の冬瓜ペーストをクッキー生地で包んで焼いたもの。バターを効かせてアーモンドプードルも使っているので、少し洋菓子っぽさもあります。古風な味ながら絶妙に美味しくて、呉名物になっているのも納得。檸檬味もあります。（大）

ＪＲ呉駅から徒歩約１０分、れんが通と本通の間の裏通りにあるディープな定食屋・居酒屋。
看板料理は牛肉や豚肉、豚足などのジンギスカン鍋で、その他、揚げ物、カレー、ラーメンなどがある。お薦めは牛バラのジンギスカン、豚足と豚耳のミックスのジンギスカン。激ウマのタレがさっぱりしていて、無限に食べられる。ランチ時にはテールスープ付きの半バラ定食もある。何でも美味しく、ミンチカツや唐揚げ、カレー、ラーメンなども人気だ。呉に行ったら必ず訪ねたい名店。（相）

ＪＲ呉駅すぐ、呉阪急ホテルの向かいにある大正２年創業の老舗定食屋。
メニューは丼、うどん、中華そばなどの他に、冷蔵陳列ケースに並ぶ刺身、煮付、焼き魚、たまご焼などを適当に取って、白ご飯と食べるスタイル。名物のイリコ出汁の湯豆腐に白ご飯、家庭的な味の好きな惣菜をいくつか取って１０００円ほどの定食にして楽しもう。朝から営業しているので、朝食にも使えるし、夜は刺身や煮付などで一杯飲むのもいい。朝から刺身で飲んでいる人もいる。（相）

呉の中心部のアーケード商店街である中通商店街にあるフライケーキの店。
販売しているのはフライケーキ１個７０円のみ。フライケーキとは、小豆餡と白餡を配合したような独特の色合いのこし餡を包んで揚げた丸い餡ドーナッツです。甘さ控えめで、白絞油で揚げていてギトッとはしていないので、揚げ立てを３個ぐらいはペロリです。子供たちや中高生も買って食べる呉のソウルフードで、次から次に客が訪れ、数十個単位で買って行く人が多いです。（大）

ＪＲ呉駅から徒歩約２０分、本通にある昭和３０年創業のラーメン屋さん。ご当地グルメ呉冷麺発祥の店としても知られています。
看板の呉冷麺はシコシコした平打ち麺に甘めのタレが絡んだ独特の冷麺で、チャーシューも美味しいです。ラーメンは細麺で甘くて濃い味。ワンタン麺がオススメです。点心類も素晴らしく、専門店並みのレベルなので、好きなものを注文しましょう。開店してから行列が途絶えず、売切れ終了なので、早めに行くのが安全です。（大）

呉の中心部にあるアーケード商店街の中通商店街にあるお好み焼とたこ焼きの店。
メニューは粉物が一通り揃っています。広島風、関西風もやっていますが、ここは呉焼きで有名です。呉焼きというのは、広島風を半月形に折り畳んだもので、関西で言うところの一銭洋食です。そばも入れられますが、呉のご当地麺細うどんを入れるのが定番です。オタフクソースがベースと思われる優しい味付けです。夜は呉焼きに和牛のホルモン細うどんなどでビールを楽しみましょう。（大）

呉市の中心部のアーケード商店街である中通商店街にある和菓子屋。
基本の蜜饅頭は小豆餡と白餡があり、白餡に広島産レモンのコンフィチュールを包んだ檸檬の花という蜜饅頭もあります。その他、もみじ饅頭やどらやきなどがあり、どらやきでは宮島産はちみつ漬けドライフルーツと白餡の乙女のひととき、広島産の材料ににこだわり、岸田文雄首相の顔の焼き印を押した広島ふみきゅん焼きなど面白いものもあります。どの商品もそつなく美味しいです。（大）

ＪＲ呉駅から徒歩約１０分、れんが通と本通の間の裏通りにある、昭和の風情漂う洋食屋。
創業６０年以上、福山の自由軒の流れを汲む老舗です。メニューは揚げ物、ハンバーグ、オムライス、ハヤシライスなどの他に、地元密着の定食屋を兼ねていて丼やうどんもあります。鉄板で熱々で出てくる柔らかい特製手作りハンバーグや、海軍のデミソースのレシピを受け継いだ戦艦大和のオムライスなど、昔懐かしくも古びていない、丁寧な仕事の洋食を出しています。夜も値段は同じ。（大）

本通を山手の方に行ったところにある昭和１１年創業の呉を代表する老舗パン屋。
呉のみならず全国的に知られる地パンの名店。店名にもなっているメロンパンは、関西でサンライズと言われる形で、半ば焼菓子のような昔風の生地に特製のクリームをたっぷり詰めたもの。ずっしりと重く、１個で満足できる。カステラとイチゴジャムを挟んだナナパン、板チョコを挟んだような平和パンなど、独特のパンを味わえるが、ふつうのパンも美味しい。本店以外に市内各所で買える。（相）

広島市中心部の中町にある昭和３０年創業の行列ができる洋菓子店。
商品は長崎堂オリジナルのバターケーキ１種類で、大中小のサイズがあります。バターケーキは長崎出身のカステラ職人だった創業者が、中町に店を構えて数年後にカステラをアレンジして創り出したもので、カステラとパウンドケーキの中間という感じのもの。しっとり濃厚で、癖になる逸品。たとえば中は６〜８切れ分、これで１２５０円は良心的です。早い時間に売り切れることもあります。（大）

広電本通駅からすぐ、昭和２３年創業の全国的に展開しているベーカリーの本店。平和記念公園からも５分ほどのところの、お洒落過ぎるパン屋です。
デンマークとのゆかりが深く、日本で初めてデニッシュを作った店としても知られます。アンデルセンと言えばこれというデニッシュはもちろん美味しいですが、本店で作っているハード系が素晴らしいです。個性を主張するより、丁寧に発酵させて焼き上げた、毎日食べたくなるパンです。上の階にレストランなどがあります。（大）

八丁堀の広島県警本部のすぐそばにある、全国的に有名な汁なし担担麺の店。
メニューは定番の汁なし担担麺の他、激辛メニューのＫＵＮＩＭＡＸ、中華そばなどがある。汁なし担担麺は、辛さをゼロから４まで選べ、３がお薦め。美しいビジュアルの盛りつけで出てくるが、それを崩して食べる前にとにかく混ぜる。麻辣のバランスがいい辛みの活きたタレが自家製麺に絡まり、絶妙だ。最後に丼に残った汁にライスを放り込むが、温泉玉子を一緒に入れるのも美味しい。（相）

ＪＲ広島駅の新幹線口から徒歩約１５分の住宅街にある、昭和２１年創業の広島を代表する和菓子屋さん。バスならば愛宕町停留所が最寄りです。
求肥に胡桃を加えた看板商品の川通り餅の他、こし餡を求肥で包み薄皮煎餅で挟んだ安芸路、厚めの皮に大粒の餡を挟んだもなかの３種類。どれも上品で美味しく、広島土産はもみじ饅頭だけではないことを示す銘菓です。値段も安く、１個から買えます。亀屋は広島各所で販売していますが、もなかは本店と広島駅内の直売店でのみの販売。（大）

広島市中心部の裏通りにある昭和２２年創業の老舗パン屋さん。幟町公園のそばです。
パンの種類は菓子パン、惣菜パン、サンドイッチ、食パンなど、少しずつ色々あり、何を食べても間違いありません。店の佇まいも、親切で優しい店の人の雰囲気も、レトロでありながら美味しいパンも、ほのぼのしていて、長く残ってほしい文化遺産的パン屋です。ちょっとやり過ぎ感のあるシナモントーストは河内ベーカリーのスペシャリテですが、やはり一度は食べておきたい名物。（大）

八丁堀にある昭和２５年創業の広島風のお好み焼の元祖の本店。初代の一番弟子が、今年令和３年、二代目井畝満夫を襲名したそうです。
そばかうどんを選び、シンプルなそば肉玉をはじめとして、魚介、もち、チーズ、イカ天などの具を好みで選びます。色々入れる方が美味しいので、スペシャルにするといいですが、個人的には牛の肩バラのコウネと葱をトッピングするのが好きです。一枚のボリュームがありますが、美味しくてぺろりと行けます。人気店なので行列必至です。（大）