岡電東山線城下駅から約５分、アムスメール上之町のキムラヤのパン表町１丁目店の角を東に入ったところにある昭和２３年創業の洋食屋。
看板メニューは、ご当地グルメのデミカツ丼、そして煮干しが効きまくった中華そば。デミカツ丼はＢ級感が満載だが、ジューシーなカツと甘いタレが絶妙に美味しい。挽肉やカマボコを細かく刻んだやきめしも人気で、デミカツをのせたカツチャーハンもある。多くのメニューが大中小が選べ、一人なら小をいくつか注文するのがいいだろう。（相）

ＪＲ岡山駅の東口から徒歩約５分、飲食店が軒を連ねる繁華街、本町にある昭和６２年創業の有名ラーメン店。十人入れば一杯の小さなお店です。
メニューはトッピングが変わる各種中華そばにおにぎりやいなりずし。スープのベースはあっさりしたとんこつ醤油で、味の濃いチャーシューによってちょうどよくなります。定番の中華そばの他では、山盛りの葱をのせたねぎ中華、ゲソ天がのった天婦羅中華は人気があります。ゲソ天でコクを出し、葱トッピングであっさりさせるのが最強です。（大）

ＪＲ岡山駅の西口から徒歩約５分、奉還町にある昭和２３年創業の岡山を代表するラーメン屋。
メニューは基本の中華そばと、わかめそば、高菜そばなどのバリエーション。サイドメニューはギョーザ、天むすなど。今風の洗練されたラーメンではなく、豚の匂いが強めなパンチのきいた濃厚スープにやや太めのストレート麺という、ちょっと闇市的な感じがあるラーメン。とんかつをのせたカツそばも名物で、カツがジューシーでスープに浸されてもサクサクで、一度は食べておきたい逸品。（相）

岡電東山線県庁通り駅から徒歩約３分、県庁通りにある豚まんで有名な中華料理店。
以前は店内で豚まんや中華料理を頂くことができたが、コロナ以降は豚まん、中華総菜、弁当などのテイクアウト専門店になっている。豚まんは角煮、挽き肉、うずら玉子などがゴロゴロ入り、シャキシャキのキャベツの食感もいい。以前の方が勢いがあった気がするが、岡山名物の名に値する逸品だ。その場で蒸し立てを頂くとさらに美味しい。ミミガーなどのマニアックな惣菜類も面白い。（相）

笠岡駅から徒歩約１５分ほど、国道２号線沿いにあるシャコ料理の店。
メニューはとにかくシャコ尽くしで、店名にもなっているシャコ丼をはじめとして、シャコ天、シャコフライ、シャコ酢、それにシャコラーメンやシャコ天うどんとシャコ料理がずらりと並び、それ以外に唐揚げやとんかつなどもある。シャコ丼はシャコフライの玉子とじ丼だが、シャコの柔らかさが活かされていて美味しい。シャコ天、シャコ酢にミニシャコ丼が付くシャコ丼定食１６００円も人気。（相）

笠岡駅前コンコースを出たところにある寿司とうどんのお店。
メニューは笠岡いなり、五穀米いなり、ばら寿しなどの他、季節によってままかり寿し、こはだ寿しなどがあります。酢がしっかり効いていて、ままかりやこはだの寿司はおばあちゃんのところで食べるような家庭的な味。笠岡いなりは１個８０円、五穀米いなり９０円と思いっ切り安くて美味しいので、昼すぎには売り切れます。イートインがあり、うどんとともに寿司を頂くこともできます。（大）

笠岡駅からすぐ、県道３４号笠岡井原線沿いにある笠岡ラーメンのお店。
メニューは、中華そば並６００円、大盛７００円のみ。スープはさっぱりしつつコクのあるもので、ストレート麺と相俟って懐かしの中華そばの味わいがあります。それに笠岡ラーメンの特徴であるコリコリした鶏チャーシューがたっぷり載っています。飽きの来ない、リピートしたくなる美味しさで、関西にも進出して欲しいラーメンです。９時半からの営業で、売り切れじまいです。（大）

津山郊外の住宅街にある明治１３年創業の津山を代表する老舗和菓子屋。
くらやと言えば、和風ブッセのいちま１個１３５円が全国的に名高いですが、いちまをはじめとして洋菓子テイストの入った和菓子が特徴で、どのお菓子も安定して美味しいです。Ｂ'zの稲葉浩志のお兄さんが５代目社長ということでも知られ、ファンが稲葉詣でに来るそうです。和菓子店とは思えない他を圧する巨大な店舗はランドマークのようで、いちまの看板もあるので、すぐに発見できます。（大）

津山市の３９４号線沿い、中国自動車道の高架の手前辺りにある風情のある和菓子屋さん。
商品は五大北天まんじゅうのみ。餡の入った柔らかい黒糖生饅頭で、京都の阿闍梨餅のように一つずつ袋に入っています。賞味期間が購入日を含めて３日と短く切ってあり、お使い物にはあまり向かず、ほぼ津山市内限定の和菓子です。一度に数個は食べたくなる逸品なのに、１個５５円という駄菓子のような値段にも感動します。訪れた機会には３０個とか５０個ぐらいは買いましょう。（大）

津山の城東地区の町並をさらに東に入ったところにある食堂。昭和のセットのような店構えの津山ホルモンうどんの有名店。
メニューはホルモンうどんの他に、ホルモンなどの鉄板焼き、うどん、丼物などがある。ホルモンうどんの具はミックスホルモンにもやしと青葱が入り、甘くないすっきりした味付けで、辛さが３段階選べる。ホルモンとのバランスでは普通でピリッ加減がちょうどいい。休日は言うまでもなく、平日でも食事時は並ぶことが多いが、回転は速い。（相）

岡山駅地下の一番街にある洋菓子屋。地元にとどまらず、県内に１２店、県外に２２店を展開する元気なケーキ屋だが、この一番街店が中心になる。
商品はケーキ、焼き菓子、洋菓子テイストの和菓子など、スイーツならば何でも手がけ、コンスタントに美味しい。白十字と言えば、蜂蜜たっぷりでふわふわしっとりの柔らかい生地にカスタードクリームを挟んだワッフルが有名で、甘さもほどほどの軽くて美味しいワッフルだ。１個１４０円と安いので、気軽な岡山土産にも向いている。（相）

岡山駅ビルのさんすて岡山の２階にある明治４５年創業の寿司屋。元の北区表町の店は今はなく、ここが本店のようです。
普通の寿司屋として利用できるイートインと横に売店があり、にぎりの他、ままかりずし、岡山ばら寿司、さわら丼やさわら押し寿司など岡山のご当地寿司が頂けます。素材を活かした岡山らしい淡白な味で、値段もリーズナブルで美味しいです。多くの寿司がテイクアウトでき、新幹線の改札にも近く、ままかりずしなどは岡山土産にぴったりです。（大）

岡山駅西口から５分ほど、旧山陽道（西国街道）に沿った奉還町商店街にあるベーグル専門店。
店はとても小さく、客が多いので窮屈なほどだ。プレーンからお菓子系、惣菜系、ベーグルサンドなど数個ずつ３０種類ほどのベーグルが所狭しと並び、目移りするが、どれも美味しいので目に付いたものをさっさと選ぼう。お目当てがない時は言うと補充してくれることもある。ベーグルはもちもちというよりハード系に近い食感だ。予約限定の食パンも人気。狭いのにイートインもあるのが可愛い。（相）

岡山駅西口から５分ほど、奉還町にある昭和３１年創業の岡山を代表するお寿司屋さん。
瀬戸内の魚のにぎりは言うまでもなく、岡山名物のばら寿司、さわら、ままかりなどのご当地ならではの寿司、バッテラ、あら炊き定食や穴子丼、その他海鮮の一品料理が色々あります。素材を活かしたごく薄の味付けですが、生臭みが一切なく、何を注文しても美味しいです。少し値の張るばら寿司はもちろん美味しいですが、気軽なちらし定食もお得。芸術的なわら丼（さわら丼）もオススメ。（大）

備前市日生町にある餃子屋さん。
メニューは通販もやっている水餃子の他に、店内で頂けるものとして酸辣湯麺やスペアリブなどがあります。水餃子は豚肉の旨味とたっぷり海老が効いていて、一流店に負けない美味しさなので、テイクアウトする時は少し多い目に買っておくことをオススメします。冷凍したものを茹でても美味しさはほとんど変わりません。店構えは寒村の寂しい中華屋さんですが、日生はご当地グルメとして有名なカキオコだけではないことを知らしめる名店です。（大）

備前市日生町の港のそば、国道２５０号線沿いにあるご当地グルメとして有名なカキオコの店。
メニューはお好み焼、モダン焼、焼きそば、カキの鉄板焼きやカキフライなど。オススメは言うまでもなくカキのお好み焼カキオコとカキ焼きそば、それぞれ１０００円。ともにカキの産地ならではの大量のカキとその旨味を絶妙に活かした丁寧な調理法による逸品。都会ならば値段は倍はするだろう。日生にカキオコの名店は何軒かあるが、早くに閉める店が多い中、泉富久は遅くまでやっている。（相）

岡山を中心に多くの直営店を展開する大正８年創業のパン屋。銀座木村屋で修行し、岡山木村屋として独立しています。
キムラヤは岡山県民のソウルフード的なパンなのだと思いますが、懐かしい味がするだけではなく、あんぱん、コッペパン、ロールパンなど、どれも絶妙に美味しくて、他の地方の人間でもハマってしまう魅力があります。別売りのバナナクリームなどの自家製クリームも、Ｂ級なのに変な美味しさがあります。たくあんサラダロールもオススメ。（大）

岡山城の旧大手門辺りにある天保８年（１８３７）創業の岡山を代表する和菓子屋さん。
大手まんぢゅうの他に、最中の「もなみ」や大納言小豆を炊いた「つぶぞろい」など小豆を活かしたお菓子が多いです。店名にもなっている大手まんぢゅうは初代の頃から藩侯の茶会でも愛用されたという銘菓で、甘さ控えめで上品でありながら小豆をしっかり味わえる逸品。１０個入りで８６４円という良心的な価格で、お城を訪ねたあとに寄れば最良の岡山土産になります。（大）

岡山駅から桃太郎大通りをお城の方に行き、西川を越えて１本目を右折したところにある洋食屋。
昭和６年創業、岡山のご当地グルメ、デミカツ丼発祥の店として知られる。初代が考案したそうだが、ご飯にカツを乗せ、煮詰めたデミグラスソースをかけたもの。名古屋の味噌カツに近い濃厚さで、和寄りの洋食というテイストだ。サイズが並・子・孫と小さくもでき、玉子とじカツ丼の子・孫とセットにして両方味わえるが、ここはやはりデミカツ丼をがつっと行きたい。（相）