ＪＲ加古川駅から約５分、旧西国街道沿いの寺家町商店街にある明治３０年創業の定食屋。
メニューは一般的な店屋物のラインナップで、うどん、そば、丼、カレーライスなどがあり、特にカレーうどん、かつ丼、かつめしが人気です。千円を超えるメニューはなく、いたって庶民的な定食屋さんです。加古川のご当地グルメのかつめしはとんかつを使い、茹でキャベツを添え、ドミグラスソースをかけたもので、美味しいです。つゆなどの水は井戸水を滅菌して使用しているそうです。（大）

阪急神戸線岡本駅すぐ、ＪＲ神戸線摂津本山からも５分のところにある昭和７年創業の老舗パン屋。
メニューは多くなく、看板の食パンの他、ドーナッツ、くるみパン、ぶどうパンなど。空襲や震災をくぐり抜けた創業当時からの窯を使って香ばしく焼き上げる食パンやグラハム食パンは、小麦の香りが立ったピュアな味わいで、そのままでもサンドイッチにしてもトーストしても美味しいです。シナモンが効いたあんドーナツと本格的なルゥのカレーパンも絶品。当日朝のみ予約できます。（大）

ＪＲ元町駅から約３分のところにある中国料理店。路地裏なので少しわかり難いです。
値段は高くありませんが、町中華というよりは本格的な広東料理のお店です。３種類ある平日お昼のサービスセット９００円が人気です。ネギソバとヤキメシの小が付いたセットハオススメで、すっきりした湯（タン）に少し炙って香ばしくした白ネギがのったネギそばは絶品だし、小海老ののったヤキメシも素晴らしいです。昼でも一部を除いてアラカルトで注文でき、何を頼んでも美味しいです。（大）

ＪＲ元町駅からすぐの路地にある神戸を代表する餃子専門店。
メニューは餃子のみ。１人前７個３５０円、後は飲み物だけです。餃子しかないため基本的には２人前からの注文ですが、平日は１人前からでも食べられるようです。餃子はカリッと香ばしく焼かれていてニンニクがたっぷりきいています。あっさりした味噌ダレがそれにマッチし、女性でも２人前はペロリといけるでしょう。３〜４人前注文している人もいます。赤萬は三宮店もあります。（大）

ＪＲ元町駅から約３分、元町商店街３丁目にある明治十年創業の和菓子屋さん。
商品は饅頭、大福、季節の和菓子など。名物は高砂きんつばと銀つばで、甘さ控えめの上品な仕上がりです。本店ではきんつば、銀つばをアレンジしたぜんざいやソフトクリーム、かき氷も出しています。姉妹店のある新潟の米や八海醸造の米麹で仕込んだ酒母を使った酒まんじゅうも、甘さ控えめのこし餡のバランスが絶妙で美味しいです。洋菓子にも力を入れていて、右隣には洋菓子館があります。（大）

ＪＲ山陰本線浜坂駅の入口を出て、湯村温泉・浜坂温泉郷のアーチをくぐって真っ直ぐ、Ｔ字路の突き当りにある和菓子屋さん。
ほとんどの客がこれを目当てに来店する杵つきのとち餅は、つぶ餡たっぷり、甘さ控えめで、栃の癖がうまく生かされつつ洗練された逸品。ブッセやフィナンシェなどの焼き菓子も出していて、栃の実クリームの和ぶっせは栃の癖が洋菓子テイストと面白いコラボになっています。とち餅と一緒に買ってみるといいでしょう。ドーナツも人気。（大）

ＪＲ山陰本線浜坂駅の入口を出て、湯村温泉・浜坂温泉郷のアーチをくぐってしばらく行った右側にある和菓子屋。
横に長い店舗の中には餅菓子や饅頭、それに洋菓子もある。名物のこし餡が入った小ぶりなとち餅は、よくアク抜きされていて少し物足りないほど栃の癖がほとんどなく、誰にでも食べやすい。とち餅の１個１２０円をはじめ値段も安く、栗まんじゅうなども素朴な味で、この温泉街のひなびた雰囲気に相応しい昭和のままの懐かしい和菓子屋だ。（相）

元町駅からメリケンパークに行く途中の乙仲通りにある神戸を代表するケーキ屋さん。
色彩、形態、香り、食感、味覚のどこか一つ二つを突出させた自己主張の強いケーキではなく、一見シンプルで、繊細にバランスのとれた完成度の高いケーキを作っています。ショートケーキ、タルト、シュークリームなどどれも美味しいですが、たとえばブルーチーズとゴルゴンゾーラを使ったタルトフロマージュはすべてを混然と仕上げた関西有数のチーズケーキです。カフェも併設されています。（大）

市営地下鉄海岸線のみなと元町駅すぐ、走水神社の向かいにある洋食屋さん。
カレーとビーフシチューの専門店で、震災で閉鎖した旧オリエンタルホテルのシェフがその味を復刻したという、神戸の洋食史を継承しているお店です。カレーはフルーティかつスパイシー、シチューは肉の旨味を存分に引き出しながらすっきりと上品に仕上げ、どちらも丁寧な仕事がされています。カレーとビーフシチューの他にハンバーグもあり、カレーと合わせることもできます。（大）

元町駅から約５分、南京街の西安門近くにある、行列が元町名物になっているパン屋。
小さな店内には、ハード系、菓子パン、惣菜パン、サンドイッチ、食パンなどが種類は豊富に少数ずつ並んでいる。国産小麦使用、イーストフード、マーガリン、ショートニング不使用、惣菜やソースなども自家製というこだわりぶりで、世界一クラスに美味しいあんバターをはじめ、どれもクオリティが高い。スイーツ系も一流ケーキ店に負けていない。１５〜３０分の行列は覚悟した方がいい。（相）

ＪＲ新長田駅から１０分ほど、丸五市場にあるそば焼の店。突き当りに劉備像があります。
震災で閉鎖した長田の神戸デパート地下１階のそば焼専門店金六で働いていた店主が、震災から３年後の平成１０年に丸五市場で復活させたという歴史があり、長田グルメを語る際に欠かせない１軒。そば焼は焼きそばのこと。いりちゃんでは太麺とキャベツを同量ぐらい入れ、水分を飛ばしながら鉄板で焼き上げますが、出汁の効いた優しい美味しさです。イートインがあり、焼き立てを頂けます。（大）

ＪＲ新長田駅から５分ほど、大正筋にある地元で人気の精肉店。
揚げ物のメニューは、コロッケ、ミンチカツ、串カツ、トンカツ、ビフカツ、魚介のフライなど。ジャガイモを活かしたホクホクのコロッケは、少し挽き肉が入った塩コショウ中心のシンプルな味。名物のミンチカツも塩コショウ味で、荒く叩いた肉の旨味と肉汁が楽しめます。老若男女、客がひっきりなしに訪れ、揚げ立てを買って行きます。お肉も質の良いものをリーズナブルに販売しています。（大）

ＪＲ新長田駅から１０分ほど、丸五市場のそばにある昭和３８年創業のキムチ屋さん。
丸五市場の周辺にはキムチの店がいくつかありますが、その中でも老舗の一つです。ふつうの白菜やキュウリ、ダイコンなどのキムチの他、タコなどの海鮮キムチ、チャンジャなどを作っています。スーパーのものを食べ慣れている人にはキムチは発酵食品であることを強烈に感じさせてくれる酸っぱいキムチです。辛さはほどほど。まずは白菜をどうぞ。ちょっと高いですが、海鮮キムチも絶品。（大）

ＪＲ新長田駅から５分ほどにある昭和３２年創業のお好み焼屋。ご当地グルメのそばめし発祥の店。
メニューは、お好み焼、そば焼、そばめしなど。そばめしはぼっかけとそばを鉄板で細かく刻みながら焼き上げるもの。あっさりさっぱり、京都の感覚ではもう少しピリ辛でもいいが、逆に毎日食べても飽きない穏やかな味。むちっとしたお好み焼も美味しい。地元のおっちゃんおばちゃんが自転車で食べに来る。向かいに萬歳湯があり、風呂上がりにビールとそばめしも良さそうだ。（相）

ＪＲ新長田駅から５分ほど、大正筋にある肉まんの店。屋台のような雰囲気の店です。
メニューは看板のぼっかけ牛すじまんの他、ホルモン焼きや牛すじの煮込み、焼そばや焼うどんなど。牛すじまんは旨味にあふれていて超ジューシーな、名人技と言える逸品です。店頭で蒸し立てを頂けますが、テイクアウトもできます。まずは蒸し器で蒸して、もう少し熱くしたければレンジで加熱すればＯＫ。牛の肺などをしっかり味付けしたホルモン焼や和風の牛すじの煮込みも美味しいです。（大）

市営地下鉄海岸線のみなと元町駅すぐにある、創業昭和２１年の地元で人気のケーキ屋さん。元町駅からも１５分ほどです。
商品はショートケーキ、プリン、フィナンシェやマドレーヌ、サブレやクッキーなど。看板メニューで潤沢に用意されているざくろ（いちごショートの変形版のようなもの）をはじめとして、ケーキは軽くて、甘さが絶妙、ふだん使いで飽きない美味しさの上に、超良心価格です。男性も含めて多くの人が併設のカフェでケーキを楽しんでいます。（大）

ＪＲ元町駅の高架下にある戦後すぐに創業したという台湾料理屋。
メニューはそれほど多くありませんが、京都中華にも似たあっさりした味付けの中にも戦後的なパワーがあり、あんかけ卵とじ麺のローメン、独特の焼きめし、モツなどを味噌ダレで食べさせる冷菜、絶品のとろとろの豚足、そして炒め物、揚げ物など、何でも美味しいです。値段の安さも驚異的。一切気取りがなく、昭和的でもあり、アジア的でもある、足を運ぶ人を幸せにする名店中の名店。（大）

神戸高速線新開地駅から徒歩約５分、新開地本通商店街にある昭和８年創業の和菓子屋。
創業以来の看板菓子である楠公を描いた瓦せんべいの他、饅頭類、フルーツ大福、ブッセなどの洋菓子テイストのものを作っています。１本１００円のみたらし団子も人気で、ふわふわしていて口当たりが軽いです。最近イチオシらしい円形のバターカステラ１２００円は、猫を連れた少女のイラストも可愛く、カステラを洋風にしたら先祖帰りして南蛮菓子になったような美味しさがあります。（大）

神戸高速線新開地駅から徒歩約５分、新開地本通商店街にある昭和２４年創業の老舗パン屋さん。
パンの種類は昭和感あふれる袋入りのパンの他に、惣菜パン、デニッシュなどがあり、ショーケースに並んでいるのを欲しいものを言って買う対面販売です。クリームパン、白あんパン、小倉あんぱんなどのレトロパンは袋のデザインも味わいもとぴきりレトロで、泣かせます。揚げパンがフライというネーミングなのも（たとえばカレーパンではなくカレーフライ）面白いです。（大）

神戸高速線新開地駅からすぐのリオ神戸名店会の２階にある昭和２７年創業の老舗洋食店で、三宮などに暖簾分けも何軒かあるグリル一平の本店。
神戸の洋食と言えば筆頭に名の上がる名店だが、その名に恥じぬ料理を出す。しかも値段がとても良心的で、あくまで庶民のご馳走という立ち位置を守っている。少し苦みのあるまろやかなドミグラスソースが素晴らしく、定番洋食は何でも間違いない。オムライスも絶品。スペシャリテはヘレビーフカツレツで、まさにとろける美味しさ。（相）

神戸高速線新開地駅からすぐの裏通りにある大正１４年創業の老舗点心舗。元は中華料理店だったが、現在はテイクアウト専門になっている。
商品は豚まんとしゅうまいがある。１日何千個も売れる看板の豚まんは、小ぶりでもちもちした皮にみそ味の餡を包んだ珍しいもので、独特の美味しさがある。ひっきりなしに客が訪れ、１０個、２０個と買って行く。店頭でも、１個１２０円で蒸し立ての熱々を頂ける。しっかり練られて肉々しく食べ応えのある大粒のしゅうまいは６個５５０円。（相）

阪急宝塚駅から宝来橋を渡った宝塚温泉郷にある明治３０年創業の和菓子屋。有馬や城崎など県内の温泉の特産である炭酸煎餅を考案した店とされる。
昔ながらの手焼きで、プレーンの炭酸煎餅と４種類のクリーム炭酸煎餅、それに玉子煎餅（宝塚煎餅）を作っている。炭酸煎餅は丸缶、角缶、バラ売り、組み合わせがあり、軽くて少し甘めの生地が特徴。クリームではレモンがお薦め。向かいにこの地に炭酸鉱泉を発見したウィルキンソンに因んだアサヒ飲料の炭酸専門自販機があるのも面白い。（相）

阪急宝塚南口駅の北東出口からすぐにある乳製品スイーツ店。市内の西谷にある山口牧場の牛乳を使用しているたからづか牛乳の直営店。
可愛い店舗では、瓶入りのプリン、ヨーグルト、白いチーズケーキ、それにシュークリームやクッキーなどを手作りして販売しています。ミルクの味を活かした瓶入りの牛乳スイーツは濃厚でどれも素晴らしく、有名洋菓子店に負けていません。イートイン限定の牛乳は浮いている生クリーム分をスプーンで味わい、あとは混ぜて頂く面白いもの。（大）

阪急宝塚南口駅の北東出口からすぐにある昭和３９年創業のサンドイッチ屋。宝塚歌劇団への舞台お見舞にも使われることで知られる。
サンドイッチの種類は多く、一番人気のエッグサンド、野菜サンド、ポークカツサンド、フルーツサンドなど色々ある。エッグサンドは勿論美味しく、野菜サンドも鮮烈だが、個人的には生クリームが濃厚なフルーツサンドが最強で推したい。組み合わせもできるので、たとえば野菜とエッグのＢサンド１箱にフルーツサンド１箱というように選べる。（相）

阪急宝塚駅に隣接する複合商業施設ソリオ宝塚のグランドフロアにある昭和元年創業の和菓子屋。
現在は看板商品の乙女餅のみを販売しています。乙女餅は、当時の宝塚歌劇の大スター天津乙女にあやかって命名したもの。きな粉をまぶした羽二重餅ですが、一切れが大きく、甘さがほどほどで美味しいです。１０個入り１２００円。宝塚ファンとして知られる手塚治虫は天津乙女の隣りに住んでいたそうで、店内には鉄腕アトムが乙女餅を食べている手塚直筆の色紙が飾られています。（大）

阪急宝塚駅に隣接する複合商業施設ソリオ宝塚のグランドフロアにあるパン屋。店主の実家で元々この場所にあった元祖やきもち河本本舗を併設の形で取り込んでいる。
お菓子パンと惣菜パンが中心で、生地が柔らかくて子供に愛されるような優しい味をしている。値段は安い。イートインには和菓子屋時代からの常連なのか高齢者の姿が多い。国産よもぎやあんこは河本本舗と共用と思われ、よもぎあんぱんはやきもちの嫡子という感じだ。（相）

阪急宝塚駅に隣接する複合商業施設ソリオ宝塚のグランドフロアにあるやきもち屋。ベーカリーのふぇるへんの一角を店舗にしている。
昭和９年創業で、平成２８年に一度は閉店していたのを、跡地に息子さんがやっているふぇるへんが移転リニューアルしたのに合わせて併設の形で復活した。地元民には懐かしの味というやきもちは、柔らかい草餅に甘めの餡を詰めて焼いたもので、田舎風の素朴さというよりＢ級な美味しさがある。５個入り３５０円。ふぇるへんとレジも一緒だ。（相）

城北の二階町通りにあるパン屋さん。市の中心部、二階町の交差点からすぐのところです。
パンの種類はそれほど多くなく、黒豆パンの他、食パン、あんぱん、白パンなどがあり、平日はさらに少ないです。看板は何と言っても珍しい白生地の黒豆パンで、卵や牛乳を使わずに低温で焼いた柔らかい白い生地に、プー農園で自家栽培した黒豆を使っています。黒豆の大きさと量は、小西に次いで惜しみなく使っています。３個入り６３０円。他のパンも、無添加、無農薬で安心して頂けます。（大）

篠山城下の青山通り、市立歴史美術館の向かいにある焼鯖寿司の店。
メニューは焼さば寿し１８４０円と巻寿し４５０円のみ。焼さば寿しはほんのりピンク色の梅酢のごはんに締めた鯖をのせ、注文を受けてからバーナーで炙ってくれる。焼鯖ではないので、締め鯖の美味しさをそのまま楽しめる。早めに売り切れるので、予約した方が無難。店内では気軽な値段で味噌汁とのセットメニューもあり、篠山観光で小腹が空いた時に寄るのもいい。（相）

篠山城下の中心部の上二階町の交差点を２００メートルほど北に行ったところにある皿そばの店。
出石風の皿そばを看板としていて、少し太めの黒い田舎そばは枯淡な味わいがある。丹波名物のとろろそばも人気。昆布だしのきいた熱いそばが美味しくて、癖がなく柔らかい丹波牛のスジをのせた三田牛のスジそばがお薦め。特筆すべきは鯖寿司で、よく締めた身の厚く脂の乗った上質な鯖に、米も素晴らしい。１本１６００円と安く、一切れ２００円で付けられるので、そばにぜひ付けよう。（相）

国道３７２号線、通称デカンショ街道から一筋南の旧街道沿いの民家の敷地にある、看板がなければ通り過ぎてしまうような小さなパン屋。
パンの種類はベーグル、菓子パン、惣菜パン、食パンなど、種類も個数も多くないが、地元の農産物や国産小麦を使った身体に優しいパン作りを目指しているということで、雑味がなくすっきりとした中に旨味のある、生地を活かした美味しいパンを作っている。お薦めはベーグルと水分多めのモチモチした食パン。早めに売り切れることもある。（相）

篠山城の北東、青山通りにある、篠山名物黒豆パンの元祖のパン屋さん。昭和５０年にエーデルワイスとして創業、平成１０年に現店名に。
パンの種類は菓子パン、惣菜パン、サンドイッチ、洋菓子などがあります。看板は何と言ってもたっぷり入った黒豆が主役の黒豆パンで、たしかに美味しく、午後には売り切れていることもあります。パン生地も含めて全体に素朴な懐かしい味わいで、昭和のパン屋さんという感じです。猪カレーパンという丹波ならではのパンもあります。（大）

舞鶴若狭自動車道丹南篠山口ＩＣのそばのマンション１階にあるラーメン店。牛屋たなかの斜め向かいです。
ラーメンは普通のラーメンと煮干しラーメンのそれぞれ醤油と塩、それにたまりブラックがあり、和ダシがきいていてまろやかなスープが太麺によく絡んで、どれも美味しいです。麺類では他にまぜそばと夜限定のつけ麺があります。すっきりした旨味のぶたマヨ、ちゃーマヨなどのサイドメニューもオススメ。開店と同時に満員になる人気店です。（大）

篠山城の西側に続く河原町妻入商家群にある自家製天然酵母のパン屋さん。
パンの種類は多くはありませんが、厳選した素材を使い、ゆっくり発酵させて焼き上げていて、メロンパンやクロワッサンなども生地がしっかりしているのが特徴。店主激オシの果実酵母のもっちもちブールもフルーティな香りがして美味しいですが、やはり固いハード系がオススメ。午後早くに売り切れるので、ウェブのリストをチェックして予約をしておいた方が無難です。通販もやっています。（大）

舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口ＩＣのそばにあるログハウス風の焼肉屋。
但馬牛・神戸ビーフの生産牧場を経営する丹波田中畜産の直営店で、焼肉の他、しゃぶしゃぶ、ステーキなどを頂ける。最初はセットを頼み、ホルモンなどを追加するといい。霜降りの脂がさらっとしていて、いくらでも入る良質な肉を良心的な値段で提供し、一人３〜４千円で充分。ランチタイムには美味しい洋食や焼肉が安くで頂ける。交差点の斜め向かいに田中畜産の精肉店「肉の文」がある。（相）

篠山城と福知山線篠山口駅の間、県道２９９号大沢新東吹線沿いにある地元で人気のパン屋さん。
販売スペースは小さいですが、パンの種類は多く、シューズケースのようなガラスの棚にパンが入っているのが可愛いです。一つ一つが小さくて、値段も安いです。全体に生地が甘めで、たとえば篠山名物の黒豆パンも塩気を効かすのではなく甘いミルクパンのような生地だったり、キャラクターっぽいデザインだったり、子供が好きなタイプのものが多いですが、つい色々買ってしまいます。（大）

県道２９９号大沢新東吹線沿い、ＪＡ丹波ささやまの直売所味土里館の中にある米パン工房。
米パン工房の名の通り、米粉パンを焼いていて（小麦グルテン使用）、食パンが看板商品だが、その他にも菓子パン、惣菜パン、フランスパンなど色々あり、どれも美味しい。食パンはプレーンの他に黒豆と山の芋が入ったプレミアムがあり、プレミアムはちょっと癖があるが、いける。元々パンは高くないが、閉店前には安売りになる。味土里館自体も篠山の四季折々の農産物を販売していて楽しい。（相）

篠山市役所のすぐ北側にある黒豆パンの店。黒大豆加工品製造の丹波わらしべ屋が出している。
パンの種類は黒豆食パンをメインに、黒豆グラッセ入りのフランスパン、黒豆あんぱん、黒豆ごろごろなどがある。黒豆あんぱんや黒豆ごろごろは、小西のパンの黒豆パンとほぼ同じ価格と考えると見劣りがするが、ずっしり重くて黒豆がたっぷり入った黒豆食パンは食べ応えがあってお薦め。トーストしても面白い。黒豆グラッセ入りのフランスパンも美味しい。一部商品は通販でも購入できる。（相）

篠山城の御堀端にある市役所の西側にある明治２６年創業の和菓子屋。立派な構えで、篠山の和菓子ではここという名店。
玉水は渋皮付きの丹波栗をつくね芋で包み、蒸し上げたもので、看板に相応しい美味しさ。また、人気の黒豆大福は丹波小豆のこし餡に塩の効いた黒豆がごろごろ入っていて、売り切れていることも多い。ごぼう餅は細かくして甘く煮た牛蒡が求肥っぽい餅に入ったもので、大福堂のスペシャリテと言える逸品。季節の生菓子や餅類もレベルが高い。（相）

篠山城の北、三筋目の二階町通りにある有名な黒豆パンのお店。明治２６年に淡路島で創業、明治４２年に篠山に移転した老舗です。
商品はメロンパンもあるそうですが、黒豆パンがメインです。黒豆パンは、大粒の丹波黒豆を甘さ控えめに煮たものを、これでもかとたっぷり入れたパンで、ボリュームもあり、味も絶品です。予約した方が無難ですが、少し東に行った商工会前の篠山食料品店でも取り扱っているので、売り切れている時にはそっちを当たってみるのもいいでしょう。（大）

篠山市の二階町通りにあるチーズケーキの店。元々ラ・ネージュ・ユキオカという名前で芦屋で営業していた洋菓子店で、平成２４年３月に篠山に移転、店名は城下町篠山に合わせて付けたのでしょう。
商品はチーズケーキと焼き菓子。チーズケーキは種類が多く、普通のベークドやレアの他、色んなチーズ、丹波栗や丹波黒豆、果物、野菜、香辛料、大吟醸酒など様々な素材を使ったものがあります。オーソドックスなものから癖のあるものまで色々ありますが、どれも美味しいので、お好みで。（大）

元町駅から徒歩約５分、県庁や県警へ上る坂の途中の神戸生田中学校の前にあるパン屋。
パンの町神戸に平成２９年に開店したニューフェイスだが、生地もセンスも素晴らしいパンを作っている。パンの種類は多く、数個ずつどんどん焼かれて来る。ハード系、食パン、菓子パン、サンドイッチやグラタンドックのような惣菜パンなど何でも美味しい。グラタンドックは熱々の出来立てに当たったらすぐに頂きたい。店内は１０人も入れない狭さなので、逐次入店管理をしている。（相）

元町商店街の元町パークロードとの角にあるチーズケーキが有名な昭和５０年創業の喫茶店。
地下の喫茶店では喫茶メニューの他にチーズフォンデュやパスタなどが頂けますが、観音屋の看板と言えばオリジナルのデンマークチーズケーキで、スポンジケーキにデンマークから輸入した生チーズをブレンドした粘りのあるチーズを乗せてオーブンで焼き上げた、チーズトーストのマドレーヌ版のような他にない逸品です。１個３５０円と安く、テイクアウトして家でも美味しく頂けます。（大）

南京町にある老舗餃子店。満州から引き揚げてきた初代が昭和２６年に創業し、神戸スタイルの味噌ダレの元祖という。日本で焼餃子を始めた元祖の候補店でもある。
餃子の種類は焼餃子、水餃子、揚餃子、スープ餃子があり、神戸牛が入っているのが特徴だが、さっぱりしていて味噌ダレと相俟っていくらでも行ける。きしめんの汁なし担々麺という感じのジャジャ麺も看板で、ランチタイムはジャジャ麺と焼餃子と水餃子のどちらかを選ぶセットがお薦めだ。（相）

神戸の中華街、南京町にある焼き豚で有名な中華デリカの老舗。
商品は、焼き豚の他に、中華ソーセージ、豚足、豚耳などもあります。看板の焼き豚は、モモ、バラ、ロース皮付三段バラなど。脂っこさのない、薄味の焼き豚は辛子醤油で頂くのがオススメ。１００グラムいくらという売り方で、高くないので、たとえば１５０グラムずつ何種類か買うといいでしょう。五香粉の香るロース皮付三段バラは選んでおきたい一品。土日には自家製骨付焼き豚も出ます。（大）

三宮センター街のトアロード角にある、神戸を代表する有名ベーカリーの本店。創業明治３８年という超老舗です。
店内は広々としていて、パンの種類は豊富にありますが、本格的なフランスパンを日本に普及したドンクだけあってハード系の種類も色々あります。全国チェーンなのでどこでも気軽に買えますが、本店はレベルが高い気がします。ドンクは店舗のオリジナルパンがありますが、本店のオリジナルパンも必食です。２・３階は喫茶室になっています。（大）

阪急神戸高速線花隈駅、阪神神戸高速線西元町駅からすぐにある昼のみ営業の老舗洋食屋。
メニューはとんかつ、ハンバーグ、ポークチャップなど定番が揃う。何を頼んでも間違いないが、スペシャリテはビフカツで、絶妙の火の通りで柔らかくてソースも合っている。ハンバーグとエビフライのランチもあるが、エビフライ、クリームコロッケ、メンチカツは１個ずつトッピングできるので、自分好みのセットにしよう。ご飯、味噌汁はお代わり自由、この味噌汁も美味しい。行列覚悟で。（相）

元町商店街から中山街を南京町側に入ったところにある洋菓子店。
シュークリームは専門店と言っていいほど種類があり、その他、ガトーショコラやショートケーキに焼菓子などもあります。オススメは濃厚さと軽さを絶妙に両立させたカスタードクリームをサクッとした皮にたっぷり詰めたシュー・ア・ラ・クレーム１個２３７円。次から次に客が訪れ、観光客も多いので１個だけ購入して歩きながら楽しむ人も多いです。路地裏にピンクの店舗が際立っています。（大）

加納町３丁目の交差点にある、昭和２１年創業のパン屋。三宮や元町に本店含め４軒あり、本店の南側にはパン工場を有する本社がある。
パンの種類は豊富にある。平成１０年に２代目の現社長が製パン部門の初代神戸マイスターに認定されていて、ゴールド山食やエンペラーなどの食パンが看板だが、本格派と親しみやすい町のパン屋を兼ね備えた店で、何でも美味しい。フランスパンに香ばしい粗挽きソーセージと粒マスタードを入れた超長いトレロンはスパイシーで中毒性のある味。（相）

センタープラザ西館の地下１階の超庶民的飲食店街にある、かつ丼の有名店の本店。
メニューは定番の玉子とじかつ丼の他、ソースかつ丼、韓辛味噌マヨかつ丼、カレーかつ丼があり、丼以外ではとんかつの定食類があります。肉はあっさりの背ロースと脂ののった肩ロースが選べ、肩ロースがオススメ。玉子とじかつ丼がダントツ人気ですが、ソースかつ丼もＢ級で捨て難いです。赤だしが５０円というのも泣かせます。カウンターだけで満員の時がありますが、回転は速いです。（大）

元町駅からすぐ、鯉川筋を大丸方面に行ったところにあるカウンター８席の餃子専門店。
メニューは餃子のみ、あとはビールや紹興酒などドリンクがあります。餃子は１人前（７個）３９０円から注文できます。分厚くも薄くもないもちっとした皮に旨味たっぷりの餡が入ったキツネ色に焼いた餃子を２人前注文し、にんにく醤油と酢に特製味噌ダレとラー油を少々入れたタレでビールと頂くというのがほとんどの客の定番。お店の雰囲気も抜群です。三宮駅の高架下にも支店があります。（大）

阪神御影駅から高架に沿って大阪方面に歩いてすぐにある定食屋さん。
メニューは揚げ物の定食、うどん・そば、丼など。看板はサクッとジューシーな大きな唐揚げが６〜７個てんこ盛りにしたからあげ定食６５０円で、多くの人がこれを頼んでいます。その他の定食やカレーなども美味しいです。定食の味噌汁を１２０円でミニうどん・そばにすることもできます。とにかく安くてボリュームがあり、味もいいので、学生から家族連れまで終日客足が絶えない人気店です。（大）

昭和５２年創業の神戸の有名パン屋の本店。灘五郷の魚崎郷にあり、そばに櫻正宗と浜福鶴がある。
パンの種類は豊富にあるが、トミーズと言えば北海道産小豆の餡をたっぷり食パンに巻き込んだあん食６５０円。翌日ぐらいまではそのまま、翌日以降はこんがりとトーストにするのが美味しい。あん食以外では濃厚なカスタードの入ったクリームフライや北海道産小豆の入ったあんフライなど菓子パンがお薦め。六甲道や三宮にも支店がある。魚崎本店では通販もできる。（相）

姫路駅東口すぐ、パステルおみぞ商店街にあるとんかつ屋。創業８０年以上の老舗で、当代で３代目になる。日の丸を染め上げた暖簾が目印。
メニューはとんかつ、カツ丼、オムライス、ヤキメシ、豚汁など。とんかつはあっさりと軽く揚がり、とんかつ、豚汁、めしのセット１２００円を注文する人が多い。赤心のスペシャリテは暖簾に名代とある豚汁４００円で、とんかつ１枚分ぐらいのバラ肉が入り、甘めの赤味噌で仕上げた逸品。当代は若いが、昭和の洋食屋が味わえる。（相）

姫路駅から約１０分、お城の見える大手前通から西二階町通を左折したところにある鯛焼き屋さん。
鯛焼きは１つ１２０円。関西でも極薄の皮で、３０分以上かけてパリパリに焼き上げるので、香ばしくてクリスピーな食感が素晴らしいです。たっぷり詰まった粒餡も甘さ控えめなので、２個ぐらいはペロリです。店の前に床几台があり、出来立てを座って頂けます。季節によってメニューは変わりますが、ソフトクリームや白玉ぜんざいなどの甘味も出しています。駅前に支店があります。（大）

姫路駅前のアーケード街にある午前中からやっている居酒屋。
メニューはご当地グルメの姫路おでん、串焼き、串カツなど、ほとんどが１００円。その他、激旨のひねポン３５０円をはじめ、１品が３５０円から６００円ほどと安い。その日の刺身や穴子などもある。姫路おでんは出汁で炊いた具に生姜醤油をかけたもので、超あっさりしていてじわっと美味しい。天丼や焼きそばなど食事メニューもあり、シェフがさっと作る料理は何を頼んでも水準が高い。（相）

名神尼崎インターからすぐの南塚口の住宅街にある地元で人気の中華屋。
メニューは少ないが、麺類、ご飯物、揚げ物、炒め物、餃子などの定番が揃っている。北京料理とあるが、日本人が愛してきたクラシックな中華の味で、炒が効いて香りが良く、料理に勢いがあって美味しい。何を頼んでも間違いがないので、数人でいくつか注文してシェアするのがお薦めだが、一人ならば大きな唐揚げ３つと八宝菜を盛り込んだ中華定食１２００円で大満足できる。（相）

佐用駅から１０分ほど、出雲街道沿いにある和牛ホルモンうどんの小さなお店。
佐用町のご当地グルメホルモンうどんの老舗で、女将は２代目です。注文はたとえば二人ならばホルモンとミノにうどん３玉というように注文して、薄味で焼き上がったホルモンうどんを焼肉のように取り皿のニンニクの効いたタレに付けて頂きます。新鮮なホルモンとその旨味を含みつつ伸びない佐用駅前の平谷製麺所のうどんが絡み、絶品です。３代目の娘さんは広島で一力を出しています。（大）

姫路駅山陽本線下りホームにある、姫路駅の名物になっている超有名立ち食いそば屋。
明治２１年に山陽鉄道の開通に当たって駅弁を売り出した「まねき」が昭和２４年から駅構内でそばを販売したのが始まりだという。和風の出汁に中華麺を使っているのが特徴で、たしかに美味しい。天ぷら類が特に合う。巻寿司やいなり、ちらし、かやくごはんなどもある。下りホームだけだったが、今は上りホームにもあり、新幹線改札口前のマネキダイニングでも頂ける。（相）

姫路駅東口を出てすぐ、パステルおみぞ商店街にあるあなご料理の店。
炭火で焼いたあなごの料理がメインで、焼きあなごや蒸しあなご、丼物のあなごめし、あなごわっぱ、赤酢飯のあなご箱寿司などがあり、素材の旨味を出したあっさりした味付けで、リーズナブルにあなごの美味しさが堪能できる。迷った時はあなご尽くしの定食がお薦め。２０人ほどの店はサラリーマン、家族連れ、観光客で賑わい、店主が一人で切り盛りしているが、座るとそれほど待たされない。（相）