倉吉市の白壁土蔵群にある洋食屋。観光地の中にある、よそ行きではない地元感満載の店。
洋食メニューは日替わり定食、エビフライ、ポークカツ、オムライス、ビーフステーキ、お子様ランチなど。それに中華丼や五目そばなどの中華もある。看板はやはり洋食で、とくに熱々の鉄板で出てくるハンバーグステーキは人気があり、濃い目のドミグラにご飯が合う。鉄板の上でドミグラで煮込まれていくざく切りのキャベツも妙に美味い。牛骨ラーメンも名物で、ここのは生姜が効いている。（相）

明治３０年創業の倉吉を代表する和菓子屋さん。
倉吉の和菓子と言えばこれという打吹公園だんごが主力商品です。打吹公園だんごは、白餡、小豆餡、抹茶餡の３色団子で、可愛らしいサイズと伝統の中にちょっとモダンな感じも入った、また食べたくなる後を引く美味しさの団子です。５本入り５４０円から。和三盆の干菓子も名物で、たとえばしょこら和さんぼん１２個入り５４０円は何か後を引く味です。喫茶スペースが併設されていて、打吹公園だんごもお茶と頂けます。（大）

ＪＲ倉吉駅から徒歩約１０分、国道１７９号線を湯梨浜方面に行ったところにあるご当地グルメの牛骨ラーメンを代表する有名店。
メニューはしょうゆ、しお、みそ、すじラーメンなど。サイドメニューに唐揚げや牛モツ煮込みがあります。職人手作りの一杯というより、スタッフ誰でも作れるようにレシピがマニュアル化されている感がありますが、十分に美味しいです。しょうゆ味のすじラーメンがオススメですが、しおも牛骨の濃厚さと淡白さのバランスが良くて好みです。（大）

倉吉白壁土蔵群を流れる玉川沿いを東に行った住宅街にあるたい焼店。
倉吉でたい焼と言えばここという地域のソウルフードにして、遠方から訪れる観光客にも人気がある名店。金型で一匹一匹焼く一丁焼で、創業当時からの白い皮に尻尾までたっぷりあんこが入っている。一個１１０円。同じく１１０円の大判焼はあずきと白あんが選べ、特に白あんが絶品。先客がいる場合時間がかかるが、待つ価値はある。頼んでおいて観光の帰りに取りに来るのもいい。（相）

琴浦町にある小さなラーメン屋。ＪＲ浦安駅から徒歩１０分ほど、浦安公民館の向かいです。
倉吉市や琴浦町など鳥取中部のご当地グルメである牛骨ラーメンを代表する一軒です。メニューはラーメン、チャーシューメン、おにぎり、おでん。透明な脂が浮いたスープは甘めですが、すっきりとした醤油味で、牛骨のコクがあるのにしつこくなく、完成度が高いです。一杯一杯精魂込めた手作りの味がして、究極の中華そばの一つでしょう。名店が田舎にぽつんとある風情も素晴らしいです。（大）

県中部の琴浦町にある明治元年創業の和菓子屋。山陰本線八橋駅から徒歩約１０分、国道９号線沿いにあります。
看板商品のふろしきまんじゅうは、徳島産和三盆糖の原糖と沖縄産の黒砂糖を使い、優しい甘さの皮にこし餡を包んだソフトな食感の饅頭。二、三個はするっと行けます。値段も良心的で、鳥取駅や米子駅でも売っていますが、日持ちしないので、沢山買ったら冷凍しておきましょう。ふろしきチョコちゃんというチョコパイっぽいものもあります。（大）

鳥取駅前サンロードの魚屋さんの２階にある天丼屋さん。カウンターと小上がりの座席合わせて１０席ほどの小さなお店です。
メニューは日替わり天丼の他に、数種類の海鮮天丼が基本です。内容や値段はその日の仕入れによって変わりますが、２〜３千円ぐらい。丼からはみ出す天ぷらが乗っていて、ボリューム満点です。薄衣ではありませんが、油っこさはなく、江戸前ではなく京風に近いタレで、お米も美味しいです。大粒の牡蠣の入った天丼は他では食べられない逸品。（大）

鳥取駅前から吉岡街道を西に、新袋川の千代橋を渡っところにある亀井堂本社工場隣接のパン屋。
亀井堂は明治３６年創業の鳥取を代表する地パンの老舗で、給食などでも出されていて、鳥取市民のソウルフードになっています。餡を挟んだ揚げパンのマイフライ、ピーナツバターと苺ジャムのサンドイッチ、柔らかくて香りのいいメロンパンなど、懐かしい中にも美味しさが詰まった菓子パンがオススメです。一般販売は少ないので、ここに来るのがいいでしょう。駅からバスも出ています。（大）

鳥取駅前にある定食屋。地下道を上がったところとサンロードのアーケード側の両方から入れる。
日替りの和定食と同じく日替わりの刺身に焼き物・煮物・揚げ物のどれかを選ぶ定食３種類が黒板に出ている。その他、各種定食やうどん・丼・カレーなどもある。メニューは昼夕共通なので、ふところの心配なく入れる。刺身はその日に生で仕入れたものを出し、他の料理も美味しい。２０００円でちゃんとした料理と地酒一杯で静かに食事ができ、駅前にあって出張族や一人旅が気軽に使える一軒。（相）

鳥取駅から５分ほどの昭和エレジー的な飲み屋街の一角にあるホルモン屋。
メニューはホルモン類とホルモンそばなど。オオカク、豚キムチなどで一杯やったあと、ホルそばで締める。全体に味が濃く、お姉さんがじっくり仕上げるニンニクのきいた謎のタレが美味し過ぎるので、最初からご飯が欲しくなる。ホルそばはカリッとするまで焼いたホルモンと太麺が最高の一皿。鉄鍋で出てくるカレーホルそばもお薦め。深夜営業で、都会の夜の底に沈んでいる感が心地いい。（相）

鳥取市の中心部、智頭街道にある慶應４年（１９６８）創業の鳥取市を代表する和菓子店。
創業以来作っている看板商品の亀甲もなかはその名の通り亀の甲に形どった皮に適度な甘さのつぶ餡を詰めたもの。その他、梨を輪切りにした形のゼリーのその名も二十世紀、ブランデーが香るスポンジケーキの鳥取ブランケーキなどがあります。亀甲もなかの倍ぐらいある特大もなかもあり、甘い物好きに人気です。どれも水準を行く美味しさで値段も良心的。駅前の丸由地下にも店舗があります。（大）

鳥取市の真ん中、駅から県庁までを通る本通りから二階町一丁目の信号を右折したところにある明治４５年創業の定食屋さん。
メニューは、うどん、そば、ラーメンの麺類と親子丼や牛肉カツ丼などの丼類。千円するものはなく、味も雰囲気も値段もすべて古き良き昭和が溢れています。カツオと昆布の和風だしに鳥取県産小麦粉の自家製麺のラーメンを入れた素ラーメンは、鳥取市を代表するＢ級グルメとして有名。あっさりの中にコクがあり、麺も美味しくて必食です。（大）

鳥取市の街中にある慶應元年（１８６５）創業のご当地グルメ豆腐竹輪で有名な練り物の店。
豆腐竹輪は木綿豆腐７割、白身魚３割の配合で作った独特の竹輪で、蒸しと焼きと少し高級な極みがあります。プレーン以外に様々な種類があり、どれも美味しいので、色々試すといいでしょう。本店や布袋店はイートインもあり、ゆっくりと過ごすことができます。本店以外にかろいち店など市内に４店ありますが、旅人には駅前の丸由デパートの地下１階の店舗が買いやすいです。（大）

鳥取砂丘入り口付近にある小さな海鮮丼の店。砂丘の向こうには青い海が広がっているので、立派に海辺の店である。
メニューは海鮮丼１４００円、ちょっと豪華丼２０００円、豪華丼２３００円。季節によっては白イカ丼などが出る。基本の海鮮丼は日替りで旬の魚が１０種類ほど載る。カニやイクラが載ったりして段々豪華になっていく。ご飯少なめ、ネタ山盛りというベストなバランス。観光地価格ではないのが好感が持てる。超人気店なので要予約。（相）

鳥取駅から東へ２キロほどの住宅街にあるホルモン屋さん。小さな店は常時賑わっています。
あっさりした味付けが特徴で、ごはんはなくてもいいです。ネギなどと一緒に焼いて出てくる焼肉・ホルモンで一杯やったあと、ホルモンそばで締めるのがベスト。ホルそばは全く臭みのないミックスホルモンにネギ・もやしを入れた太麺の焼きそばで、塩コショウが効いたコンソメ風の味がベース。つけダレは途中で少し足すといいでしょう。予約は必須。１００円バスのくる梨で行くとすぐです。（大）

鳥取駅の北口を出てすぐ、鳥取民藝美術館の隣りにある和食店。昭和３７年に鳥取における民藝のリーダー吉田璋也が開店した。
１階は定食屋で、煮付けなどの定食の他にカレーがある。鳥取和牛の味噌煮込みカレーはバーナード・リーチが鳥取に伝えたという鳥取カレー文化のルーツ的なもので、本格的で美味しい。コクのあるハヤシライスとのハーフがけを頼む人が多い。たくみ定食などの和定食も充実している。２階ではここが元祖とも言われるしゃぶしゃぶなどが頂ける。（相）