ＪＲ静岡駅北口から１０分ほど、紺屋町交差点からすぐのとろ、江戸川町通りにある昭和４７年創業の弁当屋。静岡ユーアイホテルの１階にある。
メニューは看板のあみ焼き弁当、各種弁当、惣菜、サンドイッチなど。あみ焼き弁当とは、簡単に言うと蒲焼き風のタレで焼いた焼き肉をのせた弁当。牛肉、豚肉、ミックスがあるが、どれも美味しい。こんがり香ばしく、甘辛く、食欲を刺激し、鰻ではなくこれでいいのではないかと思ってしまう。しかも安い。深夜までやっていて、夜食にもいい。（相）

静岡鉄道清水線桜橋駅から約８分、住宅街の細い道を抜けたところ、東海道沿いにある元禄８年（１６９５）創業の超老舗和菓子屋。店の角に「是より志三づ道」と記した元禄１０年の道標があります。
看板商品は店名にもなっている追分羊かん。こし餡を竹皮に包んで蒸した羊羹で、プレーン、栗入りがあります。軽くて食べやすい羊羹で、和菓子ファンなら食べておきたい一品です。一口サイズのものもあります。それ以外にも羊羹がありますが、外部委託製造のものだったりします。（大）

ＪＲ静岡駅南口から約１０分、繁華街を抜けて住宅街に変わる辺りのマンション１階にある小さな中華料理店。近くの飲み屋横丁にあった中華居酒屋が移転してきたものです。
メニューは冷菜、点心、一品、麺、ご飯物など、創作中華寄りのパワフルな四川料理が中心です。少し甘くて濃い目ですが、何を頼んでも美味しいです。お金のない若者でも楽しめる値段で、深夜まで客で溢れています。締めはベトコンラーメンで。新新京北、新新京羊と姉妹店を増やしています。（大）

ＪＲ静岡駅北口から約５分、駅前から通っている呉服町通りにある蒲鉾屋。焼津港・用宗港・由比港など近隣の港から揚がる魚を使った練り物を中心に製造販売している。商品は黒はんぺん、白はんぺん、ちくわ、蒲鉾、やさい天、いか天、佃煮、桜えび、白魚干などがある。練り物は蒲鉾の特上を除いてすべて安い。素材の味をきかした、塩気も甘さも少ないあっさりした味付けが特徴。黒はんぺんを１０枚ほど買っておでんに入れてみるとジューシーに仕上がり、普段とは違う味わいになる。（相）

巴川にかかる稚児橋の東、東海道沿いにある天明元年（１７８１）創業の和菓子屋。平成２０年に店主が急逝して閉店、妹さんが継承することになり、その娘さんが和菓子修業をして平成２８年に再興しました。稚児橋は欄干の四隅に河童の像があり別名河童橋と呼ばれています。甘静舎はそれに因んだ河童のお菓子だらけで、中でもキャラ饅頭が凄くて、可愛らしくて美味しいです。和三盆の「河童の屁」も買いましょう。普通の和菓子も美味しく、濃厚ミルクのソフトクリームもオススメです。（大）

ＪＲ東静岡駅、静岡鉄道清水線柚木駅からすぐにある静岡を代表するお弁当屋さんチェーンの本店。
メニューはおでん、お弁当、おむすびなど。曲金店は駐車場も広く、品揃えも豊富、目移りするほど商品が並び、イートインもあり、お客さんも次々に来ます。天神屋と言えば「たぬきむすび」。揚げ玉と刻みネギを醤油で味つけしたおむすびで、ちょっと洗練された悪魔のおにぎりという感じで、激ウマです。自分で選んで取るおでんも本格的な味。ＪＲ静岡駅のパルシェなどにも店舗があります。（大）

静岡鉄道清水線日吉駅からすぐ、駿府城を回るように通っている静岡環状線沿いにあるとんかつ屋。
メニューはとんかつ、エビフライ、コロッケ、かつ丼、かつカレー、角煮など。とんかつはロース、ヒレ、さらにプレミアムな肉質のものがある。ロースは脂身が甘くて口当たりが軽くて抜群に美味しい。塩と醤油の２種類の味があるコロッケを単品で付けるといい。料理のレベルもさることながら、客の様子に常に目が行き届いている接客も含め、静岡を代表する名店だ。予約はした方がいい。（相）

安倍川橋の袂、東海道沿いにある文化元年（１８０４）創業の茶店。創業時の建物は空襲で焼けたそうで、現在の建物は移築したものだが、街道の茶店に相応しい雰囲気がある。
メニューは安倍川餅とからみ餅、８００円。安倍川餅は、要するにこし餡ときな粉の餅だ。からみ餅は静岡らしく餅をわさび醤油で頂くもので、なるほどという美味しさがある。ひたすら作り続けている餅は常に出来立てで、柔らかくてピュアな味。雰囲気も併せて一度は食べておきたい。（相）

静岡市の飲み屋街、七間町にある昭和４９年創業のハンバーグ屋。スパーゴは静岡市内に４軒あり、ここが１号店。静岡県でハンバーグと言えばさわやかが有名だが、静岡市内ではスパーゴを挙げる人も多い。メニューは看板の煮込みハンバーグ、チーズハンバーグ、和風ハンバーグなど。どれもボリュームがあり、力強く、美味しい。濃厚なソースたっぷりの煮込みハンバーグはライスを最後に放り込もう。チーズフォンデュにハンバーグを浸した如きチーズ系も凄い。デザートもレベルが高い。（相）

ＪＲ清水駅西口からすぐのところ、清水漁港にあるいわし料理のお店。
駿河湾の新鮮な魚介をリーズナブルに頂けます。メニューはいわしを中心とした和食で、家庭的な味です。他の刺身やキンメの煮付けなどもあります。お店もオススメしているいわしのフルコースを頼めばいいでしょう。刺身・天ぷら・焼き物・煮物・マリネ（南蛮漬）・つみれ汁が付いた定食で、２１８０円と良心的な価格。由比正雪などの地酒も揃っています。予約はした方が無難。（大）

静鉄清水線春日町駅から約５分、東海道沿いにある昭和４年創業のパン屋。和菓子屋から戦後パン屋になった静岡市を代表する地パンの老舗です。
商品のラインナップは、食パン、菓子パン、惣菜パン、サンドイッチなどごくごくオーソドックスな町のパン屋さんですが、何を食べても間違いありません。たとえばタマゴサンドは普通の美味しさの究極形です。とにかく人気店で、ひっきりなしにお客さんが訪れています。市内３軒の店舗がある他、静岡駅でも買えます。（大）

駿府城公園内にあるおでん屋。元は青葉横丁でやっていたが、コロナ禍に現店舗に移転した。
メニューはおでんの他に焼きおにぎりなど。居酒屋だっただけあり、黒はんぺんなど練り物の他に、ふわ、しろ、もつ、がつなど内臓類も揃い、一本１２０〜１６０円。茶店の隣りに結構な数のテーブルが用意されていて、そこで頂ける。コロナ禍という状況下の移転だったが、観光客や地元の家族連れにも人気があり、名所の一つになっている。因みにやっているのは割烹着を来たおじちゃん。（相）

駿府城公園の北側、城北通りにある焼き芋やおでんのお店。創業して百年以上経つという老舗で、昭和テイストあふれる風情と味が楽しめます。
メニューはやきいもとおでんの他に、大学いも、おにぎり、かき氷など。雰囲気としては食堂というより茶店や駄菓子屋で、いつの時代かと思うような味のある席で好きなものを好きなように注文して頂きます。店の人に取ってもらうおでんは、ちょっとリッチな味がして美味しいです。超人気店なので待つこともありますが、回転は速いです。（大）

ＪＲ静岡駅から２０分ほど、東海道沿いにある宝暦３年（１７５３）創業のわさび漬けの老舗。ここがわさび漬けの元祖と言われる。
静岡の山葵を原料にして、吟醸から大吟醸の酒粕を使ったわさび漬けは、辛味だけではなく独特のなめらかさとまろやかな味わいが特徴。八代目ということだが、大きく商っているという感じではなく、京都の裏通りの老舗漬物屋のような雰囲気でわさび漬けを製造販売している。値段は安く、大中小様々なサイズがあるので、お土産にもいい。（相）

静岡限定のハンバーグ店として全国的に知られるさわやかの第１号店です。
メニューの基本は炭火焼きのげんこつハンバーグ。その他、ステーキ、エビフライ、ハンバーガー、サラダなど。鉄板の上でスタッフが割ってくれるハンバーグは、柔らかくてジューシーで美味しいです。ステーキもオススメ。平日ランチメニューがお得ですが、夜や休日も高くありません。カンパイドリンクもぜひ頼みましょう。訪れる者をさわやかファンにしてしまう接客は素晴らしいです。（大）