高知大や土佐女、追手前高がある文教地区にほど近い、江の口川に架かる中の橋の袂にある昭和２年創業のパン屋永野旭堂の直営店。今はリンベルのみなのでここが本店と言ってもいいでしょう。ご当地パンのぼうしパンの発祥店。パンの種類は豊富で、菓子パンや惣菜パンなど基本何でも美味しいです。ぼうしパン、ニコニコパン、チョコメロンは昔ながらの旭日デザインの袋入り。常に賑わっていますが、イートインでは朝からドリンクやサラダ、カレーなどが付く各種セットがあり、人気です。（大）

とさでん堀詰駅からすぐ、中の橋商店街にある昭和２６年創業の高知を代表する老舗洋食屋。
メニューは洋食の定番のアラカルトの他、セットやコースがある。じっくり煮込んだデミグラスソースを使った正統的な洋食を出していて、丁寧な仕事で何を頼んでも美味しいが、本日のランチか、お店おすすめのハンバーグ・クリームコロッケ・有頭エビフライの三点セットを注文するといい。ハヤシライスも有名で、これも絶品だ。ごはんの美味しさも特筆もの。人間的な接客もいい。（相）

久万川と国分川が合流する辺り、県道３８４号沿いの住宅街にある鳥料理専門店。
高知のソウルフードであるオーロラソースのチキンナンバンの有名店です。チキンナンバンはジューシーでボリュームたっぷり、他にない味で、意外とペロリと行けます。ライスは大盛から極小まで同価格です。メニューはその他、酢だれ、酢どり、唐揚、辛子炒め、骨付き鶏など。チキンカレーも本格的で美味しいです。激安だった数年前より倍近くになっていますが、今が普通になった感じです。（大）

とさでん知寄町一丁目駅近くにある元禄元年（１６８８）創業の高知最古の老舗和菓子屋の本店。土佐藩の御用菓子舗。起源は１５世紀以前に遡り、土佐藩初代藩主山内一豊公に献上した「梅不し」や「ケンピ」で知られる。
ケンピは小麦粉の堅焼きビスケット。これが原型であるようだ。プレーンと数種類フレーバーがあり、どれも美味しい。銘菓梅不しは梅漬紫蘇入りの羽二重餅で、燻し銀の魅力。その他、ボーロ風生地の龍馬のブーツなど、和洋折衷菓子が色々ある。（相）

はりまや橋から２～３分、とさでん堀詰駅すぐにある居酒屋。外から大窓の藁焼きパフォーマンスが見られる。元々漁師で、第１号店のひろめ市場店をはじめ、高知や全国に支店がある。
当然、鰹が名物で、とくに塩たたきを開発した店だけに、塩が美味し過ぎる。塩をやや強めにふり、旨味を活かしている。両方味わえる塩・タレ盛りにするといい。うつぼ、鯨など、高知ならではの食材も美味しく仕上げている。栗豚の藁燻しや、半生に締めた清水さばの押し寿しも絶品。（相）

はりまや橋から徒歩数分の裏通りにあるアイスクリーム屋さん。大正１０年設立の高知アイスクリーム商工業協同組合が運営しています（日本のアイスクリームの起源は明治２年、横浜馬車道発祥）。店名は、伝統１番、味１番、信用１番という意味。
アイスクリンは乳脂肪分少なめのさっぱりした味。白（本来のアイスクリン）、いちご、まっ茶、チョコレート、ゆずなどのフレーバーがあり、ダブル２００円、トリプル３００円でお好みのフレーバーを組み合わせます。意外とゆずがオススメ。（大）

はりまや橋商店街の入り口、はりまや橋の袂に店を構える昭和１１年創業の和菓子屋の本店。
高知土産の和菓子と言えば青柳というぐらいに有名なお店ですが、古典的な和菓子ではなく、主に洋菓子寄りの饅頭や焼菓子を作っています。看板は昭和２９年に誕生した土左日記で、羽二重に餡や柚子餡を包んだもの。味は以前と少し変わった気がしますが、和本のようなデザインの箱が特徴。ピリ辛鰹せんべいという面白い商品もあり、意外とオススメ。本店の他に県内に直営店が６店舗あります。（大）

とさでん知寄町一丁目駅近くにあるラーメン屋。高知県四万十町（旧窪川町）の焼肉屋満洲軒の姉妹店で、満洲軒の名物メニューじゃんめんの専門店。
じゃんめんとはホルモンとニラの卵あんかけラーメン。蒙古タンメンや天理ラーメンの親戚ぐらいの感じで、ハマる味だ。その他、カレーじゃんめん、じゃんうどん、じゃんはんなどもある。ごはんは窪川の仁井田米（香り米）を使い、食欲をそそって美味しい。最後は残ったスープに放り込もう。夜メニューのセセリ炒め、ゆでホル炒めもお薦め。（相）

高知城近くのひろめ市場内にある高知名物のいも天屋。追手筋で開かれる日曜市や県庁前で開かれる木曜市に出店しているが、ひろめ市場ではいつでも食べられる。正式な店名は大平商店。
いも天はさつまいもの天ぷらで、４～６個入った一袋が４００円、大箱１７００円。マッシュポテトを揚げたような食感で、注文してから揚げるので持てないほど熱々、これをハフハフ食べる。他にフライドポテトやコロッケ、唐揚げなども販売している。とさのさとアグリコレットにも店舗がある。（相）

江の口川に架かる廿代橋からすぐの駐車場に設営されている昭和４５年創業の屋台餃子。
メニューは餃子の他に、おでん、らーめん。薄皮で揚げ焼きに近い、外はパリパリ、中はジューシーな餃子で、２人前は軽く行けます。深夜３時までやっているので、締めの餃子もよし、おでんやラーメンと餃子で食事にもよし。屋根付きなので、荒天以外は雨でもやっています。高知に行ったら必ず寄りたい一軒。近くのいまどき安兵衛やひろめ市場、南国市、東京の目黒、恵比寿にも支店あり。（大）